ほんの半世紀も前も、夏の暑さを避けるために人々は箱根を訪れていました。
「ホトトギス」を主宰した高浜虚子もそのひとり。高浜虚子は同人たちと当館でたびたび句会を催し、そんな避暑の風景を当館でこんな風に詠みました。
霧濃し姫向日葵のそよぎをり
ーー 昭和16年8月16日 句謡会
ーー 読み:きりこゆしひめひまわりのそよぎをり
襷とりながら案内や避暑の宿
ーー 昭和16年8月17日 句謡会
ーー たすきとりながらあないやひしょのやど
虚子が句会を開いた部屋からは、虚子が詠んだ箱根の夏を望むことができます
自由に心の視るままに情景を詠む。特別な道具は必要ありません。みなさまもぜひ、箱根で創造的な夏をすごしてみませんか。
当館ではご宿泊のほか、日帰り入浴で気軽に箱根の旅と温泉をお楽しみいただけます。お食事、ご休憩にもご利用いただけますので、芦ノ湖散策の足休めにもぜひご来館ください。
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(2009年8月9日)
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