万葉の古に「あしかりの湯」と詠まれた箱根・芦之湯温泉。
江戸時代には賀茂真淵、本居宣長らが、芦之湯に作られた東光庵に集い歌を詠んみました。
(東光庵は1871年(明治4)に焼失しましたが、2001年に復元されています。)
今週末には第17回“芦刈りまつり”が開催され、参加者による東光庵俳句大会が行われました。
当館においても、ホトトギスを主催した高浜虚子が度々句会を催しましたが、
箱根を題材に様々な人々が、その思いを詠んでいます。
その一つ、正岡子規の句を紹介しましょう。
箱根山 すすき八里を 申さばや
そしてもう一つ、当館女将が秋の箱根を詠みました。
秋の雲 箱根八里を ひとまたぎ
さて、11月3日文化の日には、箱根湯本において恒例の箱根大名行列が行われます。
みなさんも江戸時代にタイムスリップしてみませんか。
当館ではご宿泊のほか、日帰り入浴で気軽に箱根の旅と温泉をお楽しみいただけます。お食事、ご休憩にもご利用いただけますので、箱根・芦ノ湖散策の足休めにもぜひご来館ください。
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(2009年10月25日)
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